【建設用語】建設現場の『3・3・3運動』とは!3・3・3運動関連用品も紹介!

建設・現場関連

玉掛はよいか!玉掛よし!

今回は玉掛け作業時の『3・3・3運動』です。

どんきー
どんきー

それって才能開花のスピリチュアルナンバーじゃないの?

いいえ違います。

今回は『3・3・3運動』について詳しく解説していきたいと思います。

また現場で必要な用品についても紹介していくのでぜひチェックしてください。

この記事はこんな人におすすめです!

  • 『3・3・3運動』がよく分かっていない人
  • 『3・3・3運動』でどのような用品が必要か知りたい人
  • 玉掛け関連の災害を知りたい人

1.建設現場でよく聞く『3・3・3運動』とは

さて、本題です。

どの建設現場でも資機材をワイヤーロープなどで揚重し移動する作業をすると思います。

この時荷重分布を考え吊荷をかけることを玉掛作業といいます。

揚重作業において吊荷が飛来・落下するリスクがあるためしっかり玉掛をするだけでなく吊荷揚重時にも十分に安全配慮しなくてはなりません。

安全を保つために一番重要なのが吊荷のバランスです。

そこで、「3・3・3運動」がでてきます。

「3・3・3運動」とは、

  • 地切り(吊荷を)30cm上げ
  • 3m離れた場所
  • 3秒間静止状態を確認

のことを指します。

つまりすべての数字を合わせると333になるということですね。

次に3つの3を具体的に説明していきます。

30㎝である理由として30㎝であれば落下しても危険度が少ないので30㎝となっております。

3m離れることで玉掛合図者の安全を確保します。

3秒間静止状態が確認できれば、ワイヤー不備で荷が落下する、吊荷重心がずれて落下等の危険を回避することができます。

Youtubeに玉掛け333運動について説明している動画があったので載せておきます。参考までに見てください。

2.そもそもなぜ『3・3・3運動』が必要なのか

玉掛作業は簡単であるがゆえに吊荷が上がった状態で吊荷の下に入ったり、適当に玉掛して落下事故・死亡事故になるケースが多いです。

私もたくさんの事故事例を見てきましたが悲惨なものが多いです。

以下に事故事例を紹介したものがありますので見てみてください。

玉掛|労働災害事例シート|労働新聞社
労働災害の発生状況、原因、対策、ポイント等をイラストも交えて解説した労働災害事例シートがPDFで閲覧・ダウンロード・印刷できます。安全衛生教育の資料としてご活用ください。

そのため私が現場出たときは下の2つのことを現場開始前に周知しております。

  • 玉掛けに関わる作業員に対し、災害事例を示しながら玉掛けに関する安全教育を実施する等、「3・3・3運動」を周知・徹底すること。
  • オペレーター・合図者・玉掛者・玉掛補助作業者の役割・責任を明確にしたうえで、確実な意思疎通が図られていることを確認すること。

これらをしっかりしておけば現場での玉掛け関連事故は減ってくると思います。

早速現場で拡散していきましょう!

3.現場に必須!『3・3・3運動』関連用品

現場掲示用『3・3・3運動実施中!!』

基本現場には『3・3・3運動』のポスターを数カ所貼っておく必要があります。

詰所であれば小さいもので代用できますが、現場の安全看板周辺に貼るならば耐水性、対劣化性のある横断幕を貼っておくのが良いでしょう。

3色介錯ロープ(5m)

基本釣り荷の下に入っての作業は危険です。

介錯ロープがあれば、釣り荷と離隔を取りながら作業することができます。

現場によっては介錯ロープをマジックハンドを使ってさらに安全な離隔を取るところもあります。

4.まとめ!玉掛け関連事故を減らすのに『3・3・3運動』は有効!

今回は玉掛け作業時によく聞く建設用語『3・3・3運動』について解説しました。

作業員に3・3・3運動を広めたとしても、結局は時間がない、急いでいる、簡単なものであればそんなことしなくても良いと思っている人が多いと思います。

しかしながら、『3・3・3運動』は玉掛けのミスで起きる凄惨な事故から守ってくれる非常に重要な運動になりますのでもう一度要点を下記にまとめます。

  • 『合図者は3m離れる』
  • 『30cm以内の地切りをする』
  • 『玉掛けして3秒待つ』

このようなテーマを掲示して、作業員全員、安全作業に心がけることが大切です。

では、みなさまご安全に!

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